2026.06.05
公務員試験

公務員の給料はもっと上げるべき?優秀な人材が離れる理由

今回は、「今年も公務員の給与は上がるのか?」という話題についてお話ししたいと思います。

ここ数年、公務員給与は継続的に引き上げられています。過去4年間を見ても上昇傾向が続いており、今年についても「上がる可能性は高いのではないか」と考えています。
もちろん最終的には人事院の勧告次第ですが、民間企業の賃上げ状況を見る限り、公務員給与にも影響が出そうです。

民間企業では賃上げが続いている

人事院は毎年、民間企業の給与水準を調査し、その結果をもとに公務員給与の改定を検討します。
今年も春闘の結果を見ると、多くの企業で賃上げが実施されています。
物価上昇が続く中で、民間企業の給与が上がれば、公務員給与もそれに合わせて見直される可能性が高くなります。

受験生の中には「公務員は安定しているけれど給与はそれほど高くない」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
実際、近年はそのような印象を持つ学生も少なくないように感じます。

特に国家総合職は敬遠されがち?

最近の受験生を見ていると、国家総合職を目指す理由も少し変わってきたように思います。
以前は「最難関だから挑戦したい」という学生も多かった印象がありますが、現在は給与面や働き方を考慮して民間企業へ進む人も増えています。
そのため、国家総合職を受験する学生の中には、「本当に国のために働きたい」という強い思いを持っている人も多いように感じます。
優秀な人材を確保するという観点から考えると、給与水準の改善は避けて通れない課題なのかもしれません。

「全体の奉仕者」という言葉について思うこと

個人的に以前から気になっているのが、公務員は「全体の奉仕者」であるという表現です。
もちろん、公務員が国民全体の利益のために働く存在であることは間違いありません。
ただ、この言葉だけが独り歩きしてしまい、「税金で給料をもらっているのだから、どんな要求にも応えるべきだ」という誤解につながることもあるように感じます。
公務員も一人の労働者であり、その給与は仕事に対する対価です。
そう考えると、「奉仕者」という言葉だけで語るのではなく、公務員という仕事の専門性や責任についても理解が広がってほしいところです。

給与アップは人材確保にもつながる

近年は公務員試験の受験者数減少も話題になっています。
優秀な人材を確保したいのであれば、働き方の改善だけでなく、待遇面の見直しも重要になるでしょう。
もちろん財政との兼ね合いはありますが、人材獲得競争という意味では民間企業も自治体も同じです。
「良い人材に来てもらうための投資」という考え方も必要なのではないでしょうか。

今年の給与改定に注目

現時点では正式な結論は出ていませんが、民間企業の賃上げ状況や物価上昇を考えると、今年も公務員給与が引き上げられる可能性は十分ありそうです。
ボーナスを含めた待遇改善が行われるのか、今後の人事院勧告に注目したいところです。
公務員として働いている方にとっても、公務員を目指している受験生にとっても、今年の給与改定は気になるニュースになりそうですね。

この記事の動画はこちら↓